こうじゃない

回想映画日記

レビューの書き方、方向性

 このブログの着せ替え方法を知ったので色々見てみたら、思いのほか自由度が高く色々なデザインがあるので迷っています。フラ〜っと始めて、このブログの方向性みたいなものは今の所ないのでデザインもなかなか決まりません。

 さらに、ブログの題名も決まりません。読者がつくほどちゃんとやらないとは思うのですが、何も気にせずコロコロと名前を変えていられるのも最初のうちだけとも思うので早めに決めたいです。

 こんなにどうでも良い話をしてしまってすみません。しかし、他人の日記を読みたいと思うような悪趣味で暇人な皆さんには、それほどの問題ではないのでしょうか。どこの誰だかわからない他人に対しても知的好奇心を持てる人に、興味のない話などないのでしょうか。全く意味がわかりません。

 

 先日、『マリグナント 狂暴な悪夢』を見てきました。結構好きでした。私の中では、六段階評価でいうと上の下でした。これはマックG監督の『チャーリーズ・エンジェル』と同じくらいです。『アメリカンピーチパイ』も同じくらいでした。最近公開されたのだと『エターナルズ』も上の下でした。ちなみに上の上には『デス・プルーフ』『インターステラー』、中の上には『狐狼の血』なんかがあります。挙げていくとキリがないのでこれくらいにして、私と映画の趣味が合わないと感じた方は私のこと少し嫌いになっていると思います。なっていないと思っても、深層心理では常に「こいつとは映画の趣味合わないしな・・・」と感じてしまっていると思います。わかります。

 『マリグナント』のレビューをつらつら述べていこうかと思いましたが、それは評価サイトでやっている人がたくさんいるだろうし、ブログに書くほどの広がりを見せられないのでやめておきます。あの場面の演出が良いとか、ここの音楽が最高だとか、画面構図、カメラワークなど、たくさん好きなところはありますが、結局、一緒に友人と見ながら「ここが最高だよな!!!」って盛り上がるのが至高の共有体験であり、文章ではこの興奮は伝わらないと思うのです。

 ブログ記事やラジオなど、映画批判をしているコンテンツはいろいろあります。そのようなものでは、見ている人聞いている人に伝えるために、どこが良くてどこが悪いか、その作品がどのようなものなのかが言語化されていきます。そういった批判の仕方は、作品が陳腐になってしまうような気がして、私はあまり好きではありません。映画を映画で例えているものに違和感を感じます。自分が映画を作ったら、まず「最高!!!!!」って言ってもらった後に、何回も「ここが良いんだよな〜」とか言って見てもらいたいです。言語化はしてほしくないです。

 一つの作品を掘って掘って掘っていく過程で、他の作品やその監督の過去作が出てくるというのは良いのですが、ただ単純にこの設定ならあの作品と似てる〜とか、テーマとしてはこの作品に似ている〜とか、この監督はあの監督に影響を受けているから〜とか、掘る以前の表面的な類似点や周辺知識からレビューしていくのって、どうなんでしょう。

 そんなことを言って、自分でも映画レビューを書いたりするのですが、なるべくパッションで伝えるようにしています。「最高だった!!!」という興奮を全面に出せば許される気がするので、「!!!」多用で表現しているのですが、読んだ人には何も伝わっていないと思います。そしてそんなものは批判とは言えず、ただの感想ですが。
 あとは、「自分ならこうしたけどね」みたいなレビューもよくします。それはまだレビューになっていると思いたいです。

 

 なんだか散文になっている気がします。次回からはゴールをしっかりと決めてから書き進めたいと思います。ブログの方向性やデザイン、題名も決まるといいな。というか題名だけは絶対に決めたいな。